がん患者の登録

国立がん研究センターは、全国のがん拠点病院で登録されたがん患者の情報を集計して発表している。2014年のがん患者数は約882千人、4年間で8万人近く増加している。死亡者は約367千人で。2年間で6千人増えている。男性では胃がん、肺がん、前立腺がん、女性では乳がん、大腸がんの頻度が高い。死亡率が高いのは肺がんであり、胃がん、大腸がんと続く。

予防法や治療法が進歩しているが、がんは年々増えている。最大の原因は高齢化にある。近年増加しているのは膵臓がんであり、死亡率も肝臓がんを抜いた。膵臓がんは、早期発見や治療が難しく、将来5大がんの一角を占める可能性がある。

 

 

 

(2014年9月22日 朝日新聞)
(吉村 やすのり)

カテゴリー: what's new   パーマリンク

コメントは受け付けていません。