国立がん研究センターは、2012~2015年にがんと診断された患者の5年後の生存率を発表しています。肺がんは35.5%、胃がんは63.5%でした。胃がんは宮城県での生存率が高く、愛知県が低いといった傾向がみられています。地域ごとのがん対策につながる可能性があります。
男性における高生存率群(70~100%)は、前立腺、皮膚、甲状腺がんなどです。中生存率群(30~69%)は、大腸、腎・尿路、膀胱、胃、食道、白血病、肝、肺がんなどです。低生存率群(0~29%)は、脳・中枢神経、胆のう・胆管、膵臓がんです。

女性における高生存率群(70~100%)は、甲状腺、皮膚、乳房、子宮がんなどです。中生存率群(30~69%)は、大腸、胃、腎・尿路、膀胱、肺、食道、脳・中枢神経、肺がんなどです。低生存率群(0~29%)は、胆のう・胆管、膵臓がんです。

(国立がん研究センターHPより)
(吉村 やすのり)





