厚生労働省の発表によれば、全国約3千の定点医療機関から1月26日~2月1日の1週間に報告されたインフルエンザの感染者数は計11万4,291人で、1機関当たり30.03人でした。前週比1.80倍で、4週連続の増加です。1シーズン中に、警報レベルとされる1機関当たり30人をいったん下回った後、再び上回るのは、少なくとも過去10シーズンで初めてです。
今季、流行当初はA香港型(AH3型)の新たな変異株であるサブクレードKが拡大していましたが、昨年末からはB型のウイルスの検出割合が増加し、感染の再拡大を招いたとされています。全ての都道府県で前週に比べて増加しており、1機関当たりの感染者数が最も多かったのは大分の52.48人です。鹿児島の49.60人、宮城の49.02人と続いています。少なかったのは、香川の8.61人、鳥取の9.45人、北海道の10.33人です。

(2026年2月7日 日本経済新聞)
(吉村 やすのり)





