人事院は、国家公務員採用試験の日程の前倒しを発表しています。民間企業への就職活動と併願しやすくし、必要な人材の確保を進める狙いです。一般職(大卒程度)の採用試験も前倒しする。
背景には、志願者が減少傾向にあることがあります。総合職では、教養区分以外の試験を実施する春の採用試験で2025年に過去最少の1万2,028人となりました。現行形式の試験になって最多だった2012年春の2万3,881人の半分近くに減っています。
教養区分で受験できる対象も広がっています。これまで大学2年の秋から大学4年の秋までのみ可能でしたが、2026年からは大学1年の春と大学2年の春も受験できます。合格の有効期間も、2026年春の受験者から従来の6年6カ月から7年間に広げます。待遇面も改善しています。2025年には初任給(大卒)も引き上げ、24万2,000円となっています。
(2026年3月6日 日本経済新聞)
(吉村 やすのり)







