厚生労働省の発表によれば、2025年の小中高生の自殺者数は532人で最多となっています。G7のうち、10代と20代の死因の1位がともに自殺なのは日本のみです。一方、全体の自殺者数は1万9,097人で、統計を開始した1978年以降で初めて2万人を下回っています。人口10万人あたりの自殺者数を示す自殺死亡率は15.4で、過去最小でした。
小中高生の自殺者数はコロナ禍に入った2020年に急増し、以降も高止まりが続いています。特に女性の中高生で増加傾向が目立ち、2019年の確定値と2025年の暫定値を比べると、中学生で2.0倍、高校生で2.2倍になっています。19歳までの原因・動機としては、病気の悩み・影響(うつ病)が最多の126件、病気の悩み・影響(その他の精神疾患)、学業不振、親子関係の不和と続いています。

(2026年1月30日 朝日新聞)
(吉村 やすのり)





