男性更年期障害に対する特例休暇

 日本たばこ産業は、社員が更年期障害の治療のために特例休暇などを取得できる制度を始めます。女性だけでなく男性も制度の利用が可能で、更年期障害を理由とした社員の退職や業務効率の低下を防ぐ狙いがあります。

 社員が、就業が困難なほど重い更年期障害で受診する場合や治療で通院する場合、休暇を年間最大24日取得できます。薬や検査、治療にかかる費用も3万円を上限に補助します。

 女性の更年期障害は閉経を境に50歳前後に発症します。一方、社会の認知度は低いのですが、男性も日常生活に支障をきたすような疲労感やめまい、気分の落ち込みといった症状が出ることがあります。経済産業省の試算によれば、男性が更年期障害で欠勤することなどで生じる経済損失は年1.2兆円になるとされています。

(男性更年期とは 吉村講演スライドより)
(吉村 やすのり)

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