秋の読書推進月間は、10月26日~11月24日です。読売新聞の世論調査によれば、書店が減ることに不安を感じると答えた人は63%で、感じないは35%でした。不安を感じると答えた人のうち、書店支援に賛成は89%で、感じないとした人でも、賛成は63%に上っています。住んでいる地域で、書店が減っていると感じるは65%で、感じないは33%でした。
本をもっと読みたいと思うと答えた人は、どちらかと言えばを合わせて73%で、思わないの26%を大きく上回っています。思うとした人を年代別で見ると、30歳代が84%と最も高く、40歳代が79%、18~29歳と50歳代が各73%で、働き盛りの世代が比較的高くなっています。
本を読むことの良いところは、新しい知識や情報を得られるが55%でトップです。豊かな言葉や表現を学べるが48%、感性が豊かになるが46%などが続いています。年代別にみると、18~29歳では豊かな言葉や表現が最も多く、30歳以上では、新しい知識や情報の割合が最も高くなっています。
(2024年10月27日 読売新聞)
(吉村 やすのり)