都心の出生率上昇

東京都心の3区の合計特殊出生率は、23区より上回っている。中央区では1歳児以上を対象とした私立の認可保育所を誘致し、今後2年間で保育所の定員を800人増やす予定である。港区では、パートタイムや短時間勤務の保護者向けに子どもを預かる保育サポート事業を拡大している。千代田区では学童保育の支援を拡充する。

全国平均の出生率には遠く及ばないものの、こうした都心の各区での取り組みは大切である。これら施策の実施は首長の指導力によるものであることが多く、国からの支援が必要である。

(2014年5月16日 日本経済新聞)
(吉村 やすのり)

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