設立前史旧須賀川医学所における第2回解剖 明治10年(1877)明治40年11月、福島県医師会第1回総会須賀川医学校明治5年(1872)から明治14年(1881)まで須賀川にあった医学校。
明治4年(1871)8月、白河県権知事・清岡公張が病院開設の令を出し、白河の芳賀源左衛門宅に白河仮病院を設立し、院内に医術講義所を開設したのが始まり。
明治5年3月、院内に須賀川医学所を開設し、専任教授として渋谷正信氏が任命された。同6年2月はじめて医学講習志願者七名の入舎を許した。
須賀川医学所はわが国最古の地方近代医学校の一つといってよく、当時東北地方にただ一つの医学校であった。
(吉村 やすのり)