デング熱ウィルス検出

渋谷区の代々木公園内に設置した10カ所の採集器のうち、4カ所で集めた蚊からウィルスが検出された。感染者も増え続けており、12都道府県で計59人になった。そのため都は、昨日午後2時に公園の8割のエリアを閉鎖した。当面閉鎖し、蚊の駆除を徹底するとしている。代々木公園の閉鎖は、1967年の開園以来初めてである。

海外で感染し、帰国後にデング熱を発症する患者は、毎年200名前後いるとされる。今回は代々木公園を訪れた感染者を刺した複数の蚊が公園内に広がり、訪れた人が次々に感染したと考えられる。代々木公園は全国から人が集まる憩いの場であり、一日も早い収束が待たれる。

(2014年9月5日 朝日新聞)
(吉村 やすのり)

カテゴリー: what's new   パーマリンク

コメントは受け付けていません。