都内企業の社長の高齢化

帝国データバンクの調査によれば、2023年12月時点での東京都の企業の社長平均年齢は60.0歳でした。前年を0.2歳上回り、過去33年間で最高を更新しています。50歳以上が占める割合は79.6%で、5年前より3.3ポイント上昇しており、中小企業の事業承継問題は深刻化しています。
社長平均年齢を業種別でみると、製造が62.9歳で最も高く、IT企業が分類されるサービスが57.2歳と最も低くなっています。社長の高齢化が進めば、体調不良などの不測の事態が生じる可能性が高まり、早めの事業承継対策の必要性が指摘されています。

(2024年5月3日 日本経済新聞)
(吉村 やすのり)

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