国立病院機構久里浜医療センターのまとめによれば、SNSの利用について、依存性が高い病的使用が疑われる人は10~20歳代で6%に上っています。国内の人口に換算すると140万人規模となります。過去1年間のユーチューブやXなどの利用状況について尋ねた結果、病的使用の疑いに該当したのは、10歳代で男性7.1%、女性7.5%、20歳代で男性4.8%、女性5%に上っています。30歳代以上の各年代は0~1%台でした。
病的使用が疑われる人のうち、27%がSNSなどの使用を巡り家族に暴言を吐いたり、暴力を振るったりしたと回答しています。一方、家族から暴言を吐かれたり、暴力を受けたりしたも19%に上っています。30日以上学校を休んだは6%、6か月以上続けて自宅に引きこもっていたは5%でした。
SNS依存の背景には、孤独や対人関係への不安などがあると考えられます。ネット利用の低年齢化が進む中、学校や家庭、地域が連携して適切な利用方法を指導する必要があります。

(2026年2月16日 読売新聞)
(吉村 やすのり)





