通信制併設の全日制高校の増加

 国の学校基本調査によれば、全国の通信制高校は333校で、令和以降、1.3倍になっています。このうち全日制の併設校は190校で、こちらも1.3倍です。私立は1.6倍の114校になっています。

 通信制の生徒は2025年度で約30万5千人で、7年間で約11万人増えています。そんな生徒増の受け皿の一つを、私立の全日制併設校が担っています。設備や教員の確保のしやすさ、全日制に近い学校生活を求める生徒が少なくないことなどが要因となっています。

 通信制は、三つ以上の都道府県で生徒募集ができる広域制と、隣接の都道府県に限る狭域制の2種類があります。広域制は約30年で10倍超に増え、全国で多くの生徒を集めてきています。全日制高校に併設した通信制の多くは、狭域制を選んでいます。通信制は決まった日数の登校義務があります。狭域制だと自宅に近いので生徒が登校しやすく、きめ細かな指導や部活動などを通じた友達作りなどの利点があります。

(2026年3月24日 朝日新聞)
(吉村 やすのり)

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