日本産科婦人科内視鏡学会は、外科領域の腹腔鏡下手術による死亡例の報告を重視し、日本産科婦人科内視鏡学会の技術認定医に対してアンケート調査を行った。
2010年1月より2014年11月21日までの婦人科領域の腹腔鏡下手術に関して、死亡例があったかどうかについてを調査した。腹腔鏡下手術後に死亡した例は、4施設5例認められた。報告された施設における見解では、いずれも原病(4例)ならびに感染症(1例)による死亡であり、腹腔鏡下手術との関連性は認められないとの判断であった。
(2014年12月25日 読売新聞)
(吉村 やすのり)