パラスポーツ指導員(上・中・初級)、コーチ、トレーナー、スポーツ医の6つの指導者資格に分かれ、日本パラスポーツ協会が認定します。資格保有者は2026年3月末で全国に合わせて2万7467人います。2021年比増加率を都道府県別では、トップは佐賀県で48.7%増で、香川県の37.6%、広島県の37.0%が続いています。
佐賀県は、2024年に県内で全国障害者スポーツ大会を開催したことを契機に、独自のパラスポーツ全国大会であるSAGAパラスポを始めました。人口10万人当たり指導者数が51.6人と全国トップの鳥取県では、2020年夏に日本財団と共同でユニバーサルスポーツセンターのノバリア(鳥取市)を開設しています。
パラスポーツが、共生の入り口として地域に根付き始めました。サポート役となる指導者を増やすことで大会開催や施設の充実につなげ、障害の有無や性別、年齢などを超えた交流を活発にしています。パラスポーツは、ルールや用具が工夫されていることで、高齢者なども気軽に楽しむことができます。違いを超えた交流は誰もが互いに認め合う共生社会へつながっていきます。

(2026年10月17日 日本経済新聞)
(吉村 やすのり)





