平成26年 人口動態統計の年間推計

 厚生労働省は平成2711日に人口動態統計の推計を発表された。それによれば、出生数は1001,000人となり過去最低となった。現在まだ合計特殊出生率は発表されていないが、おそらく1.4前後に低下するのではないかと懸念される。これは子どもを生むことができる女性の数が減少しており、出生率が維持されていても、今後出生数は減少し続けると思われる。この子どもを産んだ女性は第2次ベビーブームの最後の世代であり、子どもを産むことができる女性の数はますます減少する。いよいよ平成27年には、出生数は100万人を切ることになり、マスコミも注目し大きな社会問題化するであろう。このような少子化の危機感が、広く国民に伝わっていないことが問題である。

(吉村 やすのり)

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