日本産婦人科医会の調査によれば、2010年以降、妊産婦死亡率は、10万分娩あたり 4 から5前後でほぼ変わっていません。1990年代に比べて大きく改善していますが、近年でも年間約30例の死亡が確認されています。妊娠婦死亡 590 例を年齢階層別に比較すると、35~39歳が最も多く、次いで30~34歳です。死亡率は年齢の上昇と共に増加し、40歳以降では20代前半と比較すると4.6倍となっています。妊産婦死亡率の低さは、世界でもトップレベルにあります。
続きを読む- 2025年07月01日7/31 新百合ヶ丘産婦人科臨床研究会 開催 @川崎市
- 2025年06月16日7/12 東京岐阜県人会 令和7年度夏の講演会 @東京
- 2025年06月09日7/18 鳥取大学医学部学生講義 @米子
- 2025年06月02日7/3 長崎大学医学部学生講義
- 2025年05月07日6/14~6/15 第13回日本婦人科ロボット手術学会
- 2025年05月01日6/6 慶應義塾大学医学部学生講義
Perspectives of Reproductive Science Vol. 3発刊
今回は高周波超音波による精子運動性の改善、ICSIによる子孫への影響、非重度男性因子の不妊カップルにICSIの有用性に関する論文を取り上げました。
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雲の減少による気温上昇
NASAの衛星データの分析によれば、地球上の雲が減っています。2023年は過去約20年間で最も少なく、世界的に減少傾向がみられます。日本では日射が増え、記録的猛暑への関連が疑われます。各国が大気汚染防止に取り組んだ結果、大気中のちりが減り、雲ができにくくなったとの見方もあります。
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高額療養費の見直し
厚生労働省は、医療費の患者負担に月ごとの限度を設けた高額療養費制度を見直しています。所得層ごとの上限額の上げ幅についてイメージを示しています。中間層では7.5%、10%、12.5%の3種類を提示しています。
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副業者数の増加
国は副業・兼業を原則禁止としていたモデル就業規則を2018年に変え、推進する指針を作成しています。国が念頭に置いたのは、高所得者の副業によるイノベーションの促進でしたが、生計維持のために仕事をかけ持つ人が多くなっています。
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