帝国データバンクの企業の意識調査によれば、リスキリングに積極的な企業は26.1%でした。政府は支援を拡大してリスキリングを促していますが、対応するための時間や人手の確保に課題を抱える企業が少なくないのが現状です。
続きを読む- 2025年07月14日8/28~8/29 第43回日本受精着床学会総会・学術講演会 開催 @名古屋
- 2025年07月01日7/31 新百合ヶ丘産婦人科臨床研究会 開催 @川崎市
- 2025年06月16日7/12 東京岐阜県人会 令和7年度夏の講演会 @東京
- 2025年06月09日7/18 鳥取大学医学部学生講義 @米子
- 2025年06月02日7/3 長崎大学医学部学生講義
- 2025年05月07日6/14~6/15 第13回日本婦人科ロボット手術学会
次世代認知症薬の開発
米国アルツハイマー病協会によれば、2024年1月1日時点で127種類のアルツハイマー病新薬候補の治験が進んでいます。このうち約18%がアミロイドを標的とし、約9%がタウを標的としています。世界の認知症患者は2030年に7,800万人、2050年には1億3,900万人まで増えるとの予測もあります。新薬は病気の進行を遅らせたり、根本原因に対処できたりする可能性があります。

HPVワクチンのキャッチアップ接種の延長
厚生労働省は、子宮頸がんの原因となるヒトパピローマウイルス(HPV)の感染を防ぐワクチンについて、接種機会を逃した女性を対象にした救済措置であるキャッチアップ接種の期間を条件付きで1年延長する方針を決めました。来年3月末までとしていた期間内に1回でも接種した人に、2026年3月まで2、3回目の接種を公費で認めます。
続きを読むマイコプラズマ肺炎の増加
マイコプラズマ肺炎が、今年過去になく大流行しています。マイコプラズマ肺炎は、肺炎マイコプラズマという細菌が引き起こす感染症です。くしゃみや咳のしぶきなどを通して感染し、熱や咳、倦怠感や頭痛が出ます。咳は数週間続くケースがあります。症状が軽い場合は自然に回復することもありますが、一部の患者は肺炎が重症化して入院が必要になることがあります。まれに脳炎などを起こすこともあります。抗菌薬による治療で、多くは症状が改善します。潜伏期間が2~3週間と長いため、家族らに症状が出てから忘れたころに自分に症状がでることがあります。
続きを読むAIによるたんぱく質構造の予測
たんぱく質は生き物の体を作り、体内の様々な反応を担っています。多数のアミノ酸が長い紐のように連なり、その畳まれ方によって機能が変わります。構造を知ることは、創薬や生命科学にとって重要であり、50年来の科学の難問とされてきました。AIを使って構造を予測できるアルファフォールド2(AF2)は、2020~2021年に発表されました。
続きを読む