一人暮らし高齢世帯の増加

 国立社会保障・人口問題研究所は、一人暮らしをする65歳以上の高齢世帯の割合は増え続け、2050年に32道府県で20%を超えると推計しています。世帯総数は、2045~2050年には全ての都道府県で減少に転じ、2050年には2020年時点から5.6%減の5,260万7千世帯となります。このうち、最も多いのは単独世帯で44.3%、続いて夫婦と子21.5%、夫婦のみ18.9%と続きます。

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がん免疫療法の進化

 免疫療法の登場まで、がんの治療法は主に3種類でした。手術でがんを取り去る外科治療、抗がん剤などで攻撃する薬物療法、放射線で壊す放射線療法です。2010年代、画期的な効果を持つがん免疫薬オプジーボなどが登場し、4つ目の治療法として確立しています。

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多胎児支援プロジェクト

 厚生労働省の統計によれば、全出生数に占める双子以上の比率は1950~1970年代は1.0~1.1%ほどでしたが、1980年代から徐々に高まり、2002年に初めて2%を超えています。近年は2%を前後で推移しています。背景には不妊治療の普及などがあるとされています。

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小中高生の暴力行為の増加

 文部科学省が公表した問題行動・不登校調査によれば、2023年度は前年度比で1万3,561件で14.2%増え、過去最多の10万8,987件に上っています。特に小学生の増加が目立ち、全体の6割を占めています。

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第69回日本生殖医学会学術講演会・総会 開催

 第69回日本生殖医学会学術講演会・総会が、名古屋市立大学大学院医学研究科産科婦人科教授である杉浦真弓先生の会長の下、11月14日から2日間ポートメッセなごやで開催されました。今回のテーマは「不育症から学ぶ」です。不育症は、妊娠経験者の5%と比較的高頻度の疾患でありながら、診療できる知識・技術を持った医療従事者が少ないという課題があります。

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