日本企業の取締役の高齢化

 上場企業の取締役で高齢化が進んでいます。平均年齢は2011年の約59歳から2024年に約62歳になり、70歳以上の比率は7%から18%に高まっています。

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帯状疱疹ワクチンの定期接種化

 帯状疱疹は、水ぼうそうのウイルスが原因です。水ぼうそうが治った後も神経に潜伏し、免疫の働きが落ちると活性化して発症します。50歳頃から急増し、70代が最も多く、80歳までに3人に1人が経験すると推定されています。近年は、子育て世代を中心として若い世代でも帯状疱疹が増加しています。若い世代の増加の一因には、2014年に子どもの水痘ワクチンが定期接種になったこともあるとされています。水ぼうそうが流行しなくなったことで、大人では原因ウイルスに対する免疫が活性化される機会がなくなり、発症しやすくなっています。

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睡眠分析ホテルの開業

 日本人の睡眠時間が主要国で最も短いことから、睡眠をテーマにしたビジネスが広がっています。NTTデータは、宿泊者の睡眠状態を分析するホテルを開業しています。呼吸や心拍など5項目について、14のデータを取っています。呼吸の項目では、一定のリズムでない呼吸回数や呼吸が止まっていた長さの最大値などです。NTTデータはこの睡眠分析の技術に着目し、2025年内に医療機関や企業と連携し、研究や商品開発にデータを生かす仕組みを整えるとしています。

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わが国の睡眠不足

 OECDの調査によれば、日本人の睡眠時間は7時間22分で加盟国33カ国で最下位でした。全体の平均の8時間28分と比べると、1時間以上短くなっています。睡眠不足は労働生産性の低下にもつながります。

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就職氷河期世代の持ち家率

 内閣府によれば、就職氷河期世代は概ね1993~2004年の間に社会に出た人を指します。バブル景気が崩壊し、1990年代末に大手金融機関の破綻が相次いだ後、大卒就職率は50%台に低迷しました。社会問題としての認識が強まり、就労支援などの対策が順次講じられるようになりました。しかし、新卒時に就職できなかった影響はその後も尾を引き、この世代の就労状況の不安定さは長く続いています。

 国勢調査によれば、2020年時点で未婚者のうち40代は247万人、50代は138万人が親と同居しており、うち40代は48万人、50代は32万人が就業もしていません。なかには、いわゆる引きこもりの人も一定数に上るとみられ、50代の引きこもりの子どもを80代の親が支える8050問題が、今後深刻化する懸念もあります。

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