都立病院の赤字

 都立病院機構の発表によれば、都立病院など15医療機関の2024年度決算の最終損益が、約239億円の赤字でした。赤字は2年連続です。売り上げにあたる医業収益は増えていますが、患者数が新型コロナ禍前の水準に回復せず、物価や人件費の上昇で経営環境が悪化しています。

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CO2鉱物化の試み

 東京大学の研究グループらは、玄武岩がCO2を吸収する新しい仕組みを発見しました。CO2鉱物化という現象を利用した手法で、将来的にCO2の回収・貯留(CCS)に役立つと考えられています。

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外部資金獲得への後押し

 日本の研究力は低下しています。文部科学省によれば、引用数が多い上位10%の論文シェアは2001~2003年に世界4位でしたが、2021~2023年は13位に後退しています。政府が配る運営費交付金や科学研究費の総額は減少傾向にあり、各大学は外部からの資金調達を迫られています。

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スリンダ錠28発売記念講演会 開催

 スリンダ錠は、ドロスピレノンを有効成分とするプロゲスチン単剤の経口避妊薬(POP)です。従来の経口避妊薬と比較し、エストロゲンが含有されているため、静脈血栓塞栓症のリスクが少なく、喫煙者や肥満、高血圧の女性にも推奨度の高い避妊薬として注目されています。

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移民政策の転換

 OECDによれば、2023年の総人口に占める移民の割合は、日本は2.5%、フランスは13.8%、英国は15.2%、ドイツは18.2%です。2040年頃には、日本で10%を超えることも想定しなければなりません。OECDは学歴や就業形態、健康状態などの指標から、各国の移民の状況をまとめています。政府の外国人受け入れ政策が、大きく変わろうとしています。

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