児童相談所に通告した子どもの人数の増加

警察が児童相談所に児童虐待の疑いがあると通告した18歳未満の子どもが、昨年1年間で12万2,806人(暫定値)となり、前年から6.1%増えて過去最多を更新しました。児相への通告児童数は、統計が残る2004年から19年連続で増えています。社会的に関心が高まり、近隣住民による通報が増えています。 続きを読む

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介護施設での高齢者虐待の増加

厚生労働省によれば、2022年度の介護事業所の職員による虐待は856件と過去最多となっています。内訳は、殴るなどの身体的虐待が58%で、死者も8人出ています。入居者が話しかけているのに意図的に無視する、威嚇的な態度を取るといった心理的虐待が33%や、必要な介護を怠る介護等放棄が23%と続き、性的虐待や経済的虐待もあります。 続きを読む

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培養した脳細胞でコンピューターの開発

脳は、神経細胞という素子を使って、コンピューターよりも少ないエネルギーで情報を処理します。脳にある神経細胞の動作を模した機械学習のモデルをシミュレーションすると、コンピューターでは約800万Wを消費しますが、人の脳は約20 Wと40万分の1の電力で済みます。電力需給の逼迫が懸念される中、脳のメカニズムを生かしたコンピューターができれば、計算科学の革新につながります。神経細胞を活用するバイオコンピューティングです。 続きを読む

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日本語学校の増加

日本語学校は、外国人留学生を対象とする日本語教育機関で、2023年末時点で全国に839校あります。政府が留学生の受け入れを拡大したのに伴い、学校数も10年前の1.8倍になっています。文化庁の2022年度調査に回答した約700校でみると、約9万6,000人が学んでいます。 続きを読む

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高等教育とジェンダー格差

OECDの発表による学習到達度調査(PISA)によれば、科学的応用力と数学的応用力の平均得点は、ともにOECD加盟国中1位、読解力は2位でした。日本の15歳には、世界トップ水準の理数学力、読解力があると思われます。科学的応用力と数学的応用力は、男女別にみても男子、女子とも加盟国中1位です。しかし、大学進学時点では、男子と女子で理系の選択率に大きな差が出てしまいます。 続きを読む

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