国内の臓器移植の現状

国内では約1万6千人が移植を待っていますが、実際に移植を受けられるのは約3%に過ぎません。世界的にも日本のドナー数は極めて少ない状況です。心停止後を含む2022年の日本の提供件数は、人口100万人あたりで0.88です。米国は日本の約50倍、韓国は約9倍です。 続きを読む

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参院選挙の一票の格差について憶う

最高裁判所大法廷は、一票の格差が最大3.03倍だった昨年7月の参院選は投票価値の平等を求める憲法に反するとして、二つの弁護士グループが選挙無効を求めた訴訟で、合憲とする判決を言い渡しました。是正の具体的進展がないと国会の姿勢を批判しつつ、議論が続いていることを評価し、弁護士らの上告を棄却しています。 続きを読む

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職場のホワイト化

リクルートワークス研究所の全国就業実態パネル調査によれば、月45時間以上の残業をする人の割合は、2022年に11.6%と、2016年比で4.2ポイント低下しています。就業者1人当たりの平均年間総実労働時間は、短時間労働者の増加もありますが、G7でちょうど真ん中の4位です。有給休暇の取得率も過去最高を更新しています。この10年で人への投資に対する認識も高まり、ホワイト企業が増えてきています。 続きを読む

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脳死での臓器移植の流れ

脳死とは、脳の全ての働きが失われた状態です。どんな治療をしても回復せず、人工呼吸器などの助けがないと、やがて心臓は止まります。脳の機能が一部残った植物状態とは違います。欧米など多くの国では、脳死は人の死とされますが、日本では、脳死での臓器提供を前提に考えた場合に限り、脳死が人の死になります。脳死の判断のためには、目の瞳孔が開いて動かないこと、自発呼吸がないことなど5つの検査を2回行います。移植とは関係のない2人以上の医師で判定します。 続きを読む

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減少する婚姻件数

厚生労働省の人口動態統計によれば、2022年の婚姻件数は50万4,930組でした。前年より3,792組増えましたが、新型コロナウイルスの感染拡大前である2019年の約60万組には戻っていません。約110万組とピークだった1972年から緩やかな減少傾向にあり、現在では半分以下の水準となっています。 続きを読む

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