がん遺伝子パネル検査の保険適用拡大の必要性

がん患者の全遺伝情報(ゲノム)を調べて治療に生かすがん遺伝子パネル検査が、国の医療保険の対象になって4年が経過しました。パネル検査は、患者の組織や血液に含まれるがんに関連する遺伝子を数十~数百種類まとめて調べます。がんの遺伝子に特定の特徴があると効果的な治療薬あることが知られており、パネル検査で患者ごとに最適な薬が見つかる場合があります。 続きを読む

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個人所得の増加

個人所得が増えています。2022年度の個人住民税の課税対象所得は9年連続で増加し、全国の約3割にあたる494市区町村がバブル期を上回っています。賃金上昇に加えて、株式や不動産の売却益も寄与しています。 続きを読む

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コンセプションノートの作製

令和4年度厚生労働科学研究の成育疾患克服等次世代基盤研究事業(健やか次世代育成総合研究事業)で、「不妊治療に必要とされる私とパートナーの検査や治療の記録 ― コンセプションノート ― 」が作製されました。

 
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不妊治療の保険適用から一年半

不妊治療の公的保険適用が拡大して10月で一年半が経過します。体外受精の治療費が40万円以上からおおむね10万円台に下がるなど、患者の経済的負担は減っています。保険適用拡大に伴い、すでに加入している民間の医療保険で給付対象になったり、自治体が独自の助成制度を始めたりするケースも増えています。さらに健康保険で、1カ月の自己負担が一定額を上回ると超過分が還付される高額療養費制度を利用することもできます。 続きを読む

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ゴールディン氏にノーベル経済学賞

今年のノーベル経済学賞は、米ハーバード大のクラウディア・ゴールディン教授に贈られました。米国の200年以上にわたる労働市場のデータを分析し、男女の収入や雇用の格差が生じる原因についての包括的な研究が評価されています。
米国では、女性の就業率が上がり始めた20世紀初めでも、既婚女性の就業率が低く、既婚女性には、教師などの一部の仕事につくことを制限する規制がありました。また、女性は結婚前の数年間だけ働くのが一般的で、家庭観も女性の教育進路に影響を与えたとしています。男女の就業率や収入の差の要因を歴史的な背景を踏まえ、多角的に分析しています。 続きを読む

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