少子化の背景・未婚化を考える

 厚生労働省が発表した2024年の合計特殊出生率は、1.15と9年連続で低下し、過去最低を更新しています。その主要因は未婚化にあると言われています。日本の婚姻件数は2024年は微増となりましたが、なお年間50万件を下回る水準が続いています。生涯独身で過ごす人が男女とも増加し、生涯子どもを持たない人は先進国で最も多い水準にあります。

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SDGs達成度、19位に後退

 国連と連携する国際的な研究組織である持続可能な開発ソリューション・ネットワーク(SDSN)の報告によれば、日本は昨年の18位から19位に後退しています。日本は過去最高の2017年の11位からランクを落とし続け、ここ数年は20位前後に低迷しています。

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不審メールの標的

 日本人の認証情報を狙う不審メールが2025年に入り急増しています。不審メールは5月に世界で7億7千万通が確認され、8割超が日本を標的としていたことが判明しています。証券口座の乗っ取りに使われた疑いがあります。生成AIの悪用や犯罪ツールの拡散により、海外組織が精巧な日本語を操れるようになったとみられます。

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理工系大学の女子枠の志願倍率

 2024年度実施の入試で理工系学部に女子枠を設けた国公立大学は、前年度の15大学から倍増しています。2025年度実施入試は、京都大学や大阪大学も始めます。理工系女子枠の大学別の志願倍率は、山陽小野田市立山口東京理解大学(山口)が6.53倍で最高でした。他の選抜枠と併願でき、化粧品製造技術などを学ぶコースが人気で前年度の12人から98人に急増しています。

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インパクト投資の増加

 インパクト投資とは、財務的な収益を追求しつつ、社会的および環境的なインパクトの創出を目的とする投資手法のことを言います。インパクト投資は、社会課題や環境問題の解決に寄与するかが投資判断に必須の基準となります。投資先の企業や事業が、社会に前向きで計測可能な変化を与えることが条件で、投資家は儲けと社会貢献の両方を追い求めています。

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