外国人の定着

総務省の人口動態調査によれば、2023年1月1日時点の外国人人口は約300万人です。出入国在留管理庁のまとめでは、2023年末に在留外国人が約340万人に達し、人数は増加基調にあるものの人口比ではまだ海外より低率で、総人口に対する外国人の割合は2.4%です。OECDによれば、2019年時点でスイスは24.2%、ドイツは13.1%、フランスは7.3%でした。米国は、外国生まれの自国民を含む割合で13.6%でした。日本の比率が低い要因の一つは、外国人が日本で働くハードルが高く、日本型の雇用慣行が海外から来る際の壁になっています。 続きを読む

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東京岐阜県人会令和6年度夏の講演会 開催

令和6年度の東京岐阜県人会夏の講演会には、NHK大河ドラマ「光る君へ」の脚本家大石静氏をお迎えいたしました。

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本屋の減少

全国のまちの本屋が危機的状況にあります。人口減に加えて、インターネット書店や電子書籍の利用が広がったことで、2013年度に1万5,000店あった書店は、2023年度には約1万1,000店と、10年間で3分の2近くまで減っています。


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国家公務員離れの加速化

若年層が国家公務員を志望しなかったり、早期に離職したりする傾向に歯止めがかかりません。人事院によれば、キャリア官僚と呼ばれる国家公務員総合職の採用試験の志願者は、2023年度に1万8,386人と2012年度に比べて27%減少しています。採用10年未満の退職者も、2018年度から3年連続で100人を超えています。現状が続けば、質・量ともに人材が不足し、国民の安全な生活に支障を来たし、国家の衰退にもつながりかねない状況です。 続きを読む

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ギャンブル依存症の若年化に憶う

ギャンブル依存症当事者は、コロナ禍以降低年齢化が進み、20~30代が8割弱を占めるようになってきています。特に20代は、28%(2019年)から37%(2023年)に増えています。ギャンブルがオンライン化し、スマホがあれば、誰でもどこでも24時間賭けられる環境になったためと思われます。さらに無料動画サイトでの実況配信やアプリ業者の宣伝合戦なども激化し、若者とギャンブルの接点が増えています。オンラインカジノに関する相談は2019年には全体の4.3%でしたが、2023年には20.3%にまで増えています。 続きを読む

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