老衰による死亡の増加

 厚生労働省が6月に公表した2024年の人口動態統計によれば、年間の死亡数は約160万人と前年より約3万人増えています。死因順位をみると、1位ががんで、2位が心疾患、3位老衰と続いています。近年増加が著しいのが老衰です。1950年代は3位でしたが、1990年代後半から2000年代は7位に落ち、2018年に3位になりました。死亡全体に占める割合は12.9%で、おおよそ8人に1人が大往生しています。

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精神障害者の就労支援

 厚生労働省の調査によれば、発達障害と診断された人は2022年に87万人と推計され、前回2016年の調査より39万人増えています。このうち79.1%が精神障害者として手帳を持っています。就労移行支援事業所を利用する発達障害を含む精神障害者も増えています。

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腸内細菌による免疫力促進

 オプジーボやキイトルーダといったがん免疫薬は、免疫細胞の働きを抑えるブレーキを解除してがん細胞に対する攻撃力を高めます。しかし治療効果がある患者は2〜3割程度とされています。国立がん研究センターなどは、がん免疫薬の効果を高める機能を持つ腸内細菌を発見し、マウスを使った実験で効果を確認しています。

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葬儀の簡素化

 葬儀は、通夜と葬儀をそれぞれ執り行う一般葬と通夜を行わない一日葬、火葬のみの直葬などに大別されます。最近、特に増えているのが、参列者を近親者に限る家族葬です。

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日本企業の社員の高齢化

 東京商工リサーチの調査によれば、45歳以上の中高年社員が半分以上を占める企業は全体の64%に上っています。中高年が8割以上を占める企業も22%ありました。早期退職や希望退職を実施しておらず、検討もしていない企業の割合は99%に達しています。

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