日本は研究力の低下に喘いでいます。文部科学省の科学技術・学術政策研究所の最新調査によれば、研究論文の影響力や評価を示す注目論文の世界順位で日本は13位です。2006年に中国に抜かれて4位から5位に転落し、徐々に低下してきました。背景に一つに博士離れがあります。少子化にもかかわらず、大学入学定員が増加する一方で、大学院への進学率は11%前後で推移し、伸び悩んでいます。
続きを読む- 2025年03月03日ふくしま子ども・女性医療支援センター開設10周年記念講演会 開催 @福島
- 2025年02月13日第30回日本女性医学学会ワークショップ 開催 @青森
- 2025年01月20日2/22~2/23 第15回日本がん・生殖医療学会学術集会 @大阪
- 2025年01月14日2/15 女性医療フォーラム 開催 @東京
- 2024年12月23日1/31 あすか生殖医療Web講演会 開催 @福岡市
- 2024年12月16日1/29 第632回松山産婦人科医会例会にて講演
大学の授業料の値上げ
日本経済新聞の調査によれば、全国の4割の国公私立大学が2025年度以降に授業料の引き上げを検討しています。このうち5割が奨学金拡充などを検討しています。授業料引き上げと学生への経済的な支援をセットで実施する動きが広がってきています。
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緊急避妊薬の試験販売の増加
緊急避妊薬は、望まない妊娠を防ぐために排卵を遅らせる薬で、性交後72時間以内にのめば、8割の確率で避妊できるとされています。購入には、医師の処方箋が必要ですが、近くに受診できる医療機関がなかったり、受診に心理的な負担を感じたりする人が薬を使いづらい課題もあります。
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医療機関の休廃業の増加
マイナ保険証の本格導入を前に、医療機関の廃業ラッシュが起きています。帝国データバンクによれば、2023年度の医療機関の休廃業・解散件数は全国で709件で、これまで最多だった2019年度の561件を上回っています。高齢化や後継者不足が大きな理由としたうえで、マイナ保険証や電子カルテなど、デジタル化への抵抗が廃業を後押しする要因となっています。
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ミニ臓器の創薬への応用
人工的に臓器の環境を再現するオルガノイド(ミニ臓器)を創薬に活用する動きが広がっています。オルガノイドは幹細胞やiPS細胞から作られ、ヒトの臓器と似た構造や機能を再現できます。従来の創薬研究では、実験用マウスなどを使っており、試験薬がヒトの臓器の中でどう作用するかの予測が困難でした。オルガノイドを活用すれば、治験でヒトに投与する前に薬の作用などを効率的に検証できます。
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