厚生労働省の統計によれば、全出生数に占める双子以上の比率は1950~1970年代は1.0~1.1%ほどでしたが、1980年代から徐々に高まり、2002年に初めて2%を超えています。近年は2%を前後で推移しています。背景には不妊治療の普及などがあるとされています。
続きを読む- 2025年03月03日ふくしま子ども・女性医療支援センター開設10周年記念講演会 開催 @福島
- 2025年02月13日第30回日本女性医学学会ワークショップ 開催 @青森
- 2025年01月20日2/22~2/23 第15回日本がん・生殖医療学会学術集会 @大阪
- 2025年01月14日2/15 女性医療フォーラム 開催 @東京
- 2024年12月23日1/31 あすか生殖医療Web講演会 開催 @福岡市
- 2024年12月16日1/29 第632回松山産婦人科医会例会にて講演
小中高生の暴力行為の増加
文部科学省が公表した問題行動・不登校調査によれば、2023年度は前年度比で1万3,561件で14.2%増え、過去最多の10万8,987件に上っています。特に小学生の増加が目立ち、全体の6割を占めています。
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第69回日本生殖医学会学術講演会・総会 開催
第69回日本生殖医学会学術講演会・総会が、名古屋市立大学大学院医学研究科産科婦人科教授である杉浦真弓先生の会長の下、11月14日から2日間ポートメッセなごやで開催されました。今回のテーマは「不育症から学ぶ」です。不育症は、妊娠経験者の5%と比較的高頻度の疾患でありながら、診療できる知識・技術を持った医療従事者が少ないという課題があります。
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肥満治療薬の市場規模の拡大
デンマークの製薬大手ノボノルディスクが肥満症治療薬の飲み薬タイプについて、2030年までの投入を目指しています。米イーライ・リリーも2026年にも申請します。肥満症領域は、スイスのロシュや米ファイザー、スタートアップなども相次ぎ参入を表明しています。巨大市場を巡る開発競争は手軽に服用できる飲み薬タイプが主戦場となりそうです。
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左右大腸の役割分担
大阪大学の研究グループの報告によれば、食べ物から水分を吸収して便を形成する役割を持つ大腸について、見た目には同じに見える体の左側と右側でまったく違う遺伝子が発現しており、それぞれ異なる役割を持っていることが分かりました。日本で最も多いのは大腸がんで、その78%は大腸の左側で発症します。左右で発がんの仕組みが違うことが明らかになっています。
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