介護福祉士を目指す外国人留学生の増加

 日本介護福祉士養成施設協会の調査によれば、国家資格の介護福祉士を養成する専門学校や大学に今年4月に入学した外国人留学生数が過去最多の3,054人となりました。近年は新型コロナウイルス禍の影響で減少していたが収束し、2020年度以来4年ぶりに前年度比で増加しました。

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白血病の免疫療法

 白血病は血液がんの一種で、日本で毎年約1万人が亡くなります。その治療を免疫療法が大きく変えています。以前は入院して強力な抗がん剤の投与を受けました。吐き気や腹痛、脱毛などの副作用に耐えてがん細胞を減らした後に、ドナーの血液から採った造血幹細胞を移植していました。しかし、免疫療法の登場で治療が一変しました。

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日本語教室の空白地の解消

 日本に住む外国人に日本語や日常生活のルールなどを教える日本語教室が広がっています。全国約1,900地域のうち、2023年度に教室が無い空白地域は、4年前より2割減少しています。最も減らした長崎県は、県内各地にモデル教室を設けるほか、複数の町による共同開催も始めています。在留外国人数が過去最高となるなか、地域住民との交流拡大にもつなげています。

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企業のリスキリングの取り組み

 帝国データバンクの企業の意識調査によれば、リスキリングに積極的な企業は26.1%でした。政府は支援を拡大してリスキリングを促していますが、対応するための時間や人手の確保に課題を抱える企業が少なくないのが現状です。

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次世代認知症薬の開発

 米国アルツハイマー病協会によれば、2024年1月1日時点で127種類のアルツハイマー病新薬候補の治験が進んでいます。このうち約18%がアミロイドを標的とし、約9%がタウを標的としています。世界の認知症患者は2030年に7,800万人、2050年には1億3,900万人まで増えるとの予測もあります。新薬は病気の進行を遅らせたり、根本原因に対処できたりする可能性があります。

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