自殺未遂での搬送

 日本臨床救急医学会などの自殺未遂や自傷行為によって救急搬送された約2千人のデータによれば、20代女性が最多で、男女ともに過剰服薬が多い傾向でした。厚生労働省の自殺対策白書によれば、自殺した人の約2割は過去に自殺を試みた経験があるなど、未遂歴は重要なリスク要因とされています。

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膵臓がんの早期発見

 膵臓がんは初期段階では症状がほとんど現れず、腹痛や食欲不振、黄疸などの症状が出る頃には、かなり進行しています。国立がん研究センター発表の5年後生存率では、膵臓がんは男性8.9%、女性は8.1%です。肺がんの男性が29.5%、女性が46.8%などに比べて極端に低くなっています。日本で膵臓がんで亡くなる人は約4万人で、20年で倍増し、胃がんと並んでいます。

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小中学生の不登校の増加

 文部科学省の調査によれば、不登校の小中学生が2023年度は34万6,482人に上り、過去最多となっています。前年度比4万7,434人で15.9%増で、初めて30万人を超えました。いじめは、小中高校などが認知した件数は73万2,568件で、生命や心身への被害や長期欠席などを含む重大事態は1,306件と、いずれも過去最多でした。

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運転手の残業規制に影響

 2019年に施行された働き方改革関連法に伴い、残業時間の上限規制が設けられました。業務の特性などを理由に規制の適用が猶予されていた運転手や医師、建設業などについても、2024年4月から対象となっています。運転手の場合、年960時間が上限となります。

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大学卒の早期離職者の増加

 大学生の就活は、人手不足を背景に売り手市場が続いています。しかし、せっかく入社したのにすぐに退職する早期離職者は増加傾向にあります。厚生労働省によれば、2021年卒の入社3年以内の離職率は34.9%にも達しています。就活の早期化が背景にあるとされ、首都圏の大学はデジタル技術を活用しながら、1、2年生からのキャリア教育を進めています。

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