国立大学法人化20年に憶う

2004年に国立大学が法人化され、20年が経過しました。法人化により、国から配られる運営費交付金の使い道を、各大学が自由に決めることができるようになりました。教職員の身分は国家公務員から国立大学法人の職員となりました。運営交付金は、法人化後、国立大に国から配られる資金です。人件費や光熱費、教育研究費などに使われ、現在は約1兆1千億円です。2003年の国立大学法人法成立時は、法人化前の公費投入額確保を求める付帯決議が付いていました。しかし、国は、行財政改革の一環で2004~2015年度の間に1,470億円減額しています。 続きを読む

カテゴリー: what's new | 国立大学法人化20年に憶う はコメントを受け付けていません

訪日客の増加

日本政府観光局の発表によれば、3月の訪日客数は308万1,600人で、新型コロナ流行前の2019年同月を11.6%上回っています。単月で最も多かった2019年7月の299万1,189人を超え、初めて300万人を突破しました。イースター休暇や桜の開花シーズンを迎え、日本を訪れる人が増えました。 続きを読む

カテゴリー: what's new | 訪日客の増加 はコメントを受け付けていません

医師の都市集中の解消

財政制度等審議会では、診療所や医師の開業の規制や地域別に差を付ける診療報酬を提言しています。人口10万人当たりの診療所の数は東京23区が113で、全国平均は78にとどまり、1.4倍の開きがあります。都道府県内でも偏りがあります。厚生労働省の医師偏在指標によれば、医師が集まる港区などの区中央部と青梅市など西多摩では、6倍弱の差があります。 続きを読む

カテゴリー: what's new | 医師の都市集中の解消 はコメントを受け付けていません

紅麴サプリによるファンコニー症候群

日本腎臓学会の発表によれば、小林製薬の紅麴サプリメントをめぐる健康被害の問題に関して、大半の患者が、尿細管の機能が低下するファンコニー症候群の可能性があるとしています。 続きを読む

カテゴリー: what's new | 紅麴サプリによるファンコニー症候群 はコメントを受け付けていません

受動喫煙による遺伝子変異

国立がん研究センターは、受動喫煙が肺の細胞の遺伝子を傷付け、がん化を促す仕組みを特定しました。たばこの煙で肺に炎症が起き、遺伝子に変異を起こす特定のたんぱく質の働きが高まっていました。良性な腫瘍で作用して発がんリスクを高めるほか、治療薬への耐性など悪性化にも関与しているとされています。 続きを読む

カテゴリー: what's new | 受動喫煙による遺伝子変異 はコメントを受け付けていません