ヒト型ロボットの増加

 ヒト型ロボットとは、人間の姿に似せた二足歩行ロボットでカメラやセンサーで周囲の状況を把握します。AIの性能進化で物の運搬や組み立て作業をこなすようになってきています。自動車大手などが工場作業員として試験導入を始めています。オフィスや家庭などでも働き手として普及が進めば、人手不足の解消につながる可能性を秘めています。経験豊富な熟練工を代替するようになれば、人間は車工場から姿を消す可能性があります。長期的には普及台数は100億台に達するとされています。

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介護と仕事の両立

 2025年に人口の多い団塊世代はすべて75歳以上の後期高齢者となりました。65歳以上の高齢者は約3,600万人と全人口の3割を占め、要介護・要支援認定率は約20%まで上昇しています。現役世代の介護負担は高まっています。

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大学発スタートアップ増加ランキング

 経済産業省がまとめた2024年度の大学発スタートアップ調査によれば、京都大学が増加数で首位になったことが分かりました。京大は前年度から一気に149社増え、合計の企業数は2位の422社と首位の東京大学の468社に迫っています。バイオやエネルギーなどディープテック(先端技術)分野の事業化を資金や人材面で支える独自の取り組みが奏功しています。

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再び異次元の少子化対策を考える―Ⅰ

 政府は、1989年に合計特殊出生率が戦後最低の1.57に低下したのを機に、様々な少子化対策に乗り出しましたが、保育対策が中心で、関連予算も多くありませんでした。2010年代に入り、消費増税で得た財源を子ども・子育て分野に充てるなどし、2013年から2022年で関連予算はおよそ倍増しました。

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知財分野の国際ランキング

 世界知的所有権機関(WIPO)のグローバルイノベーション指数の最新の2024年版では、スイスが1位で米国は3位です。アジア圏ではシンガポールが4位、韓国が6位、中国が11位です。理工学系の卒業生数やモバイルアプリ制作数といった約80の指標をもとに算出しています。日本は、国際ランキングで2035年までに4位以内を目指しています。

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