バイスタンダーとストレス反応

 バイスタンダーとは、一般的に傍観者とか居合わせた人を指します。救急救命の場合、急病人や怪我人などが発生した場合の救命現場に居合わせた人を言います。このバイスタンダーである市民が、精神的な不調を訴える例が少なくありません。応急措置などを担い、救命率の向上に貢献する一方、心的外傷後ストレス障害(PTSD)に悩まされることもあります。

続きを読む
カテゴリー: what's new | コメントをどうぞ

歯止めが効かない少子化

 2024年の人口動態統計で、出生数が初めて70万人を割り込み、1人の女性が生涯に産む子どもの数を示す合計特殊出生率も過去最低の1.15となりました。出生数は2年前に80万人を下回ったばかりです。福井県を除く全ての都道府県で減少しています。東京都では、2023年に合計特殊出生率が初めて1を割り、0.99ショックと呼ばれましたが、さらに減少し0.96まで低下しています。

続きを読む
カテゴリー: what's new | コメントをどうぞ

大学授業料の値上げ

 私立大学は年間で約96万円かかります。国立大学は文部科学省の省令で、標準額が53万円5,800円と定められており、この20年ほど変わっていませんでした。東京大学では2025年度入学者から、学部生を対象に、上限の64万2,960円まで引き上げました。修士課程についても4年後に引き上げる予定です。一橋大学や千葉大学など、7つの大学が標準額を上回る授業料を設定しています。

続きを読む
カテゴリー: what's new | コメントをどうぞ

国会議員の若手の割合

 国会の定数は衆院が465人、参院が248人です。公職選挙法は衆院選に出馬できる年齢を25歳以上と規定しています。30歳以上と高い参院は、平成生まれの議員がまだいません。平成生まれは2024年に3割弱に上っています。総務省によると、25~34歳に絞っても全体の10%を占めています。2024年10月の衆院選時に平成生まれは最高35歳で、国会議員の割合は人口比を大きく下回っています。

続きを読む
カテゴリー: what's new | コメントをどうぞ

2024年の出生数は68.6万人、初めて70万人下回る

 2024年の1年間に生まれた子どもの数はおよそ68万6,000人で、初めて70万人を下回りました。また、1人の女性が生涯で出産する子どもの数を示す合計特殊出生率は1.15となり、9年連続の減少で過去最低を更新しました。都道府県別でみると、最も低い東京都では前の年から0.03ポイント下がり0.96で、2年連続で1を下回りました。 出生数は、第2次ベビーブームのピークだった1973年の約209万人以降は減少傾向に入り、2016年に100万人、22年に80万人を割っています。

続きを読む
カテゴリー: what's new | コメントをどうぞ