先天性サイトメガロウイルス(CMV)感染症とは-Ⅱ

診断と治療

 妊娠中のCMVの初感染だけでなく、感染既往のある妊婦からも感染児が生まれることが確認されています。つまり、妊婦の抗体検査だけでは全ての感染児を検出できないという限界が明らかになっています。したがって先天性CMV感染の有無を判定するには、生まれた後の赤ちゃんの尿検査を行う必要があります。症状が見られたり、新生児聴覚スクリーニングで要再検査と判定されたりするなどの先天性CMV感染のリスクがあると判断された場合に、この検査が行われます。

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キャッシュレス決済の増加

 キャッシュレス決済は、クレジットカード、デビットカード、電子マネー、QRコードの4種類に分けられます。スマートフォンやネットショッピングの普及に加え、現金の受け渡しを避ける新型コロナウイルス禍を経て利用が広がっています。

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日本語指導が必要な外国籍の生徒

 外国籍の生徒らを対象とした都立高校入試の在京外国人生徒等対象選抜で、今春は前年の1.5倍にあたる245人が不合格となりました。都は今年から募集人数を80人増やして240人としましたが、来日する子どもが急増するなか、受け入れ態勢が追いついていません。

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先天性サイトメガロウイルス(CMV)感染症とは-Ⅰ

発生頻度と症状

 赤ちゃんが生まれる前に、妊娠中のお母さんが感染することで赤ちゃんに影響が出る感染症を母子感染症と呼びます。その中でもサイトメガロウイルス(CMV)は、わが国で最も頻度が高く、出生児の約300人に1人の割合で発生しています。CMVは多くの人が乳幼児期に感染するウイルスでほとんどの人は症状が出ません。その後、終生体の中に潜伏します。妊娠中にこのCMVに感染したり、再活性化が起こると、生まれてくる赤ちゃんに影響を及ぼす可能性があります。最近では、妊娠以前に感染して免疫を持っていたお母さんでも、赤ちゃんがCMVに感染する事例があることが明らかになっています。

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都内のキャッシュレス決済比率の増加

 東京都の発表によれば、2024年度の都内のキャッシュレス決済比率が前年度比3.1ポイント増の60.7%でした。2026年に60%という都の目標を2年前倒しで達成しています。QRコードやクレジットカードによる決済が伸びています。店舗などでの決済でキャッシュレスが利用できる割合は、初めて9割を超えています。

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