第8回男女の生活と意識に関する調査結果―Ⅲ

日本の避妊法
セックス(性交渉)をしたことのある1,025人(男性461人、女性564人)に、この1年間の避妊の状況を聞いています。避妊をしていると回答したのは46.0%(男性45.6%、女性46.3%)です。避妊をしていると回答した女性に、2つまで選択可との条件で主な避妊方法を聞くと、男性用コンドーム82.0%、腟外射精19.5%、オギノ式7.3%、経口避妊薬(ピル)4.2%と続きます。1619歳の女性で腟外射精と回答した者は42.9%を占めています。洗浄法が14.3%であり、わが国の若者に対する避妊教育がまだまだ必要です。
 既婚女性の避妊法の国際比較においては、わが国においてはコンドーム、腟外射精が多く、ピルの使用は2.9%に過ぎません。女性による女性のための避妊法の選択が望まれます。

第8回男女の生活と意識に関する調査結果
(吉村 やすのり)

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