妊娠高血圧腎症の予防法―Ⅱ

アスピリンの投与時期
妊娠34週未満で発症する妊娠高血圧腎症早発型では、妊娠10~18週頃での胎盤形成が不十分であることが知られています。血管内皮障害により血小板が活性化され、凝固系が亢進します。また血管弛緩作用があるプロスタサイクリンが減少し、血管収縮作用のあるトロンボキサン産生が亢進する事により高血圧が生じます。さらに血管透過性が高まることで、蛋白尿や浮腫が生じます。アスピリンは血小板凝集を抑制すると同時に、トロンボキサンによる血管収縮を抑制することから、妊娠高血圧腎症の発症を予防すると考えられています。 続きを読む

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名古屋大学と岐阜大学の法人統合

名古屋大学と岐阜大学は、大学名や学部、学科などはそのまま残しつつ、2019年度以降の法人統合を目指します。構想では、新たな運営法人として東海国立大学機構を設立し、両大学が傘下に入ります。国が導入に向け法改正を検討中のアンブレラ方式を活用します。総務や財務などの管理運営部門を統合し、職員や財源を研究分野に重点的にまわします。 続きを読む

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妊娠高血圧腎症の予防法―Ⅰ

アスピリンの適応症例
妊娠高血圧症候群の中でも、特に妊娠高血圧腎症(preeclampsia)は母子共に予後不良な周産期疾患です。全世界で毎年50万例の胎児・新生児死亡ならびに7万例の母体死亡の原因となっています。重症妊娠高血圧腎症の治療法として分娩以外の根治治療がないため、予防法が現時点では最も重要となります。わが国では妊娠高血圧腎症のハイリスク症例には、妊娠中の食事指導(塩分量制限や適切な摂取カロリー、栄養のバランスなど)を行ないつつ、注意深い妊婦健診を行なっているのが現状です。 続きを読む

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CKDとは

国内に推計患者が1,330万人とされるCKD(Chronic Kidney Disease)とは、腎臓の働きが徐々に悪くなる病気の総称で、進行度は1~5まであります。原因は糖尿病や高血圧、腎炎などです。進行して末期の腎不全になれば、人工透析や移植が必要になります。生活習慣を見直して悪化を防ぎ、適切な治療を受けることが大切です。日本腎臓学会は、進行度に合わせた食事や生活の指導が重要であることから、看護師や栄養士、薬剤師ら向けのマニュアルを作成しています。かかりつけ医と連携して、患者への指導に取り組んでいます。 続きを読む

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介護施設における勤務状況

介護施設の勤務は一般的に早番、日勤、夜勤の3交代制シフトと、夜勤が16時間前後の2交代制に分けられます。2交代制の夜勤は夕方ごろから翌朝まで交代なしで勤務します。本来は職員の負担を軽減するには3交代制が望ましとされています。しかし実際に常時3交代制シフトを取っている施設は、わずか9カ所にとどまっています。日本医療労働組合連合会(医労連)の調査によれば、人手不足が深刻化するのに伴って、2交代制は増加する傾向にあります。 続きを読む

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