社会保障費の増大

政府は、2040年度の社会保障給付費が190億円に達するとの推計を公表しました。社会保障給付費とは、年金、医療、介護などにかかるお金のうち、自己負担を除いた金額です。2018年度は121兆円で、国内総生産(GDP)比で21.5%を占めています。人口の高齢化により、年2~3%増えています。団塊の世代が全て75歳以上になる2025年度は、2018年度に比べて16%増の140兆円を見込んでいます。 続きを読む

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熱中症

熱中症は重症化すれば意識障害にもつながります。まだ暑さに体が慣れていない今の時期は、気温のわりにかかる人が多くなっています。真夏だけでなく、気温が上がり始める季節も注意が必要です。昨年は5月に3,401人、6月には3,481人が救急車で運ばれています。7、8月と比べれば少ないのですが、2,098人だった9月の約1.6倍もいました。東京都内でも同じ傾向で5月は212人、6月は232人が救急搬送され、9月の2倍になっています。 続きを読む

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iPS細胞による再生医療の研究

iPS細胞を使った再生医療の研究が進んでいます。iPS細胞による世界初の再生医療の臨床研究は、2014年、理化学研究所が目の難病、加齢黄斑変性を治すためiPS細胞から作った網膜の細胞を患者に移植しました。今回は京都大学iPS細胞研究所が備蓄する他人のiPS細胞を心筋細胞に育てます。他人の細胞なら患者が早く移植を受けられます。臨床研究で安全性が確認できれば、実用化に向けて効果を確認する医師主導治験を目指しています。
 今後、京都大学のグループは、パーキンソン病の治療を目指す医師主導治験を2018年度中にも始める計画です。ドーパミンを出す神経細胞を他人のiPS細胞から作製し移植します。また、慶應義塾大学のグループは脊椎損傷の患者を治療する臨床研究計画しています。神経のもとになる細胞を他人のiPS細胞から作製して脊椎損傷した部位に移植して回復します。京都大学iPS細胞研究所も血が止まりにくい難病である血小板減少症の臨床研究を計画しています。iPS細胞をめぐっては、こうした再生医療とは別に、薬の候補を探す創薬としての活用も同時に進んでいます。 続きを読む

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コレステロール高値の対策

血液中のLDLコレステロールは、肝臓で作られたコレステロールを全身へ運びます。一方、HDLコレステロールは、小腸で原形が作られて全身の余分なコレステロールを回収し、肝臓へ届けます。両者の合計が総コレステロールとして数値化されます。空腹時にLDLが血液1ℓあたり140㎎以上あると、高コレステロール血症と診断されます。LDLは体に必須ですが、増えすぎると血管の壁について動脈硬化の原因になるため、悪玉コレステロールとも呼ばれます。日本人の最大3割がLDLの値が高いとみられ、男性は全年齢で高くなる恐れがあります。女性は50歳を超えて女性ホルモンの分泌が減ると、LDLが増えやすくなります。これに対し、HDLは善玉コレステロールと呼ばれます。 続きを読む

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iPS細胞による再生医療に憶う

大阪大学の研究チームは、iPS細胞で心臓の筋肉のシートを作り、心臓病患者に移植する世界初の臨床研究計画を、年度内に開始するとしています。iPS細胞を使う再生医療では、加齢黄斑変性という目の難病治療が先行していますが、今回は生死に直結する心臓が対象で、移植する細胞数も目の400倍の約1億個と多くなっています。心筋細胞になり損ねた細胞が混じっていると、腫瘍が生じる恐れもあります。研究グループは年度内にも1例目を実施するとしています。 続きを読む

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