日英の受診方法の差異

イギリスの医療制度は、元来患者が医療機関へ行くのを厳しく制限しています。英国に住む人は、移民を含めて地元の家庭医(GP)に登録し、体調を崩した時は電話やネットで予約を取って診てもらいます。多くはGP診療所で治療が完結しますが、GPの手に負えない手術などが必要と診断されれば、専門医がいるNHS病院と呼ばれる国営医療傘下の王立自由病院につながれます。風邪くらいではGPにも診てもらえません。そのため、医師へのアクセスの悪さに不満を抱く患者は少なくありません。 続きを読む

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京都大学iPS細胞研究財団の設立

4月より、京都大学iPS細胞研究所の一部機能を分離した新たな財団法人が始動します。iPS細胞を利用した再生医療の普及に向けて細胞提供事業などを担うことになります。国の予算が2022年度末に切れたとしても、寄付金で運営することができるようになります。京都大学が担ってきた再生医療向けのiPS細胞を製造して備蓄するストック事業を引き継ぎます。これまでは政府の予算で運営されており、2013年度からの10年間、年27億円の予算を投じる計画でした。これまで18の研究機関や企業などにiPS細胞を分配し、一部は別の細胞に育ててから人に移植されています。 続きを読む

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同一労働同一賃金の実施

4月より同一労働同一賃金が実施されます。正規社員と非正規社員の間の不合理な待遇格差を禁止するもので、大企業は今年4月から、中小企業は来年4月から始まります。
約30年前の1989年は、正規社員は3,452万人に対し、非正規社員は817万人で非正規の比率は約19%でした。昨年は正規社員は3,494万人とほぼ同じなのに、非正規社員は2,165万人に達し、その比率は約38%と30年前の2倍となっています。非正規社員の内訳は、短時間勤務のパート・アルバイトが全体の70%、契約社員が14%、派遣社員が6%です。

正規社員と非正規社員の待遇差は、まず賃金格差です。厚生労働省の2018年の調査によれば、正規社員の賃金は全体では、月32万3,900円なのに対し、非正規社員は同じく20万9,400円にとどまっています。また通勤手当は、正規社員には約90%が実施しているのに、パートには約76%しか実施されていません。正規社員にだけ通勤手当を基本給とは別に出して、非正規社員は基本給に込みの形が多くなっています。役職手当、ボーナス、定期昇給についても明らかに差異がみられます。 続きを読む

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耳鳴りが起こる仕組み

耳鳴りは外部で音がしていないのに音を感じる状態です。9割は難聴を伴います。日本人の15~20%、65歳以上では30%以上に耳鳴りがあり、300万人が受診しているとされています。音を聞くのに欠かせないのは、鼓膜の奥にある渦巻き状の蝸牛で、音を電気信号に変えて脳に伝えます。ここに何らかの障害が起きると信号が減ってしまいます。高齢者は高音域に影響が出やすくなります。 続きを読む

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アルコール依存症の疑い

厚生労働省の調査によれば、アルコール依存症の疑いがある人は全国で推計113万人おり、女性はこのうち1割強です。男性で1日当たりアルコール40グラム以上、女性は20グラム以上を飲む人の割合を、2012年と2017年で比較すると、男性は横ばいですが、女性は8.6%と1ポイント上昇しています。 続きを読む

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