CAR‐T免疫細胞療法とは

 血液中のB細胞と呼ばれる免疫細胞ががん化するB細胞性急性リンパ芽球性白血病に対して、遺伝子改変T細胞療法と呼ばれる新しいがんの治療法が開発されています。この白血病は、日本では子ども10万人あたり数人が発症し、抗がん剤が標準的な治療ですが、再発を繰り返すタイプでは、患者の69割が発病して数カ月で亡くなっています。患者自身のT細胞と呼ばれる免疫細胞に、がん細胞を攻撃する遺伝子を組み込んで使う治療法がCART免疫細胞療法です。このCART細胞療法開発段階であり、従来の治療では数カ月しか生きられないと診断されたがん患者の79割が1年以上生き延びたとされています。 続きを読む

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水ぼうそう発症の減少

 水痘(水ぼうそう)の患者が大きく減ってきています。国立感染症研究所の調査によれば、2016年の患者数は5年前の3分の1以下に減少し、特に14歳の子どもの患者が減りました。201410月から定期接種になって原則無料で受けられるようになった予防ワクチンの効果とみられます。まさしくワクチンの定期接種の福音です。 続きを読む

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HPVワクチン(子宮頸がん予防ワクチン)接種の早期の勧奨再開を強く求める声明

 日本産科婦人科学会は、129日、HPVワクチン接種の勧奨再開を求める声明を出しました。子宮頸がんは年間1万人が罹患し、この病気で約2,900人が死亡しています。WHOは、わが国のHPVワクチン接種の積極的な勧奨の中止に対し、勧奨の再開を再々にわたって勧告しています。日本産科婦人科学会はこれまで何度も定期接種の再開を求めて声明を出してきましたが、マスコミを始め社会の注目を浴するには到ってはおりません。129日に学会は記者会見を行いましたが、HPVワクチンについて、新聞、テレビは全く取り上げていません。 続きを読む

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史上まれに見る人口減少社会の到来―日本はこの危機をどう乗り越える?

大学学部研究会にて、「わが国の少子化を考える―迫りくる超高齢化社会の中で―」と題して、高校生のために講義をさせていただきました。

若い高校生諸君にも、わが国の少子化の危機的状況を理解していただき、子どもを産み育てたいと考えている若い世代の人々の希望を叶えるために何が必要であり、何をすべきかを考えていただきたいと思います。

(吉村 やすのり)

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1/27~1/28 第39回日本エンドメトリオーシス学会開催 @京都

39回日本エンドメトリオーシス学会が、127日より京都で開催されます。子宮内膜症は、性成熟期女性の10%に発生し、月経困難症や不妊症を引き起こすQOLを大きく損なう慢性疾患です。原因は不明ですが、今回は病因病態に関するシンポジウムも数多く準備されています。本学会は単一疾患を取り扱う、産婦人科の中でも大変ユニークな学会です。 続きを読む

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