インフルエンザの流行

 215日、国立感染症研究所(感染研)は、インフルエンザの流行が全国的に警報レベルに達したと発表しました。感染研によると、直近の1週間に報告されたインフルエンザの患者数が、1医療機関あたり34.66人となり、警報レベルの30人を超えました。全国の患者数は推計によれば約164万人であり、前週と比べ約57万人増えたことになります。年齢別では59歳が約40万人と最多でした。
 今季は流行期に入るのが2006~07年シーズン以来、9年ぶりに年明けにずれこみました。シーズン前半と比べA09型が増えています。子どもは重い肺炎などを起こす恐れがあるので注意が必要です。マスクの着用や手洗いを徹底しなければなりません。また室内を乾燥させないように湿気を保つことと、十分な栄養と休息を取ることも大切です。

(2016年2月16日 日本経済新聞)
(吉村 やすのり)

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