不妊の定義の見直し

 日本産科婦人科学会は不妊の定義を見直し、これまで2年としていた不妊期間を1年に短縮することにしました。WHO,米国生殖医学会、欧州生殖医学会も不妊期間を1年としています。
 未婚や晩婚化が進む中、男女カップルが妊娠を希望するのであれば、なるべく早期に産婦人科医を受診し、不妊の理由を探ることが望ましいと思われます。以前は20代で結婚し、妊娠する女性が多くみられましたが、女性の平均初婚年齢が29.4歳と上昇したことを考慮すれば、この定義の見直しは大いに評価できます。

(吉村 やすのり)

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