外国人留学生の動向

 留学生は3年連続で増え、就職時期が来ていない人も含め2015年末時点で約246千人に達しています。日本の大学や専門学校を卒業後、そのまま就職した外国人留学生は15,657人で、2015年は過去最高でした。留学生自体の増加に加え、企業への受け入れを進める政府や民間の取り組みが反映された結果です。
 留学生が日本で働くためには、在留資格を、留学などから就労目的の資格に変更する必要があります。外国人の雇用を増やしたいと考えている企業も増えており、日本で就職する留学生は今後も増えると思われます。留学生らの国籍・地域別では、中国が1万人弱で最多、韓国、ベトナム、台湾と続いています。アジア諸国で9割以上を占めています。

(2016年11月16日 日本経済新聞)
(吉村 やすのり)

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