小学生の視力

 子どもたちの視力が低下しています。文部科学省がまとめた2015年度の学校保健統計調査によると、裸眼視力が1.0未満の小学生の割合は30.9%に達しています。幼稚園児も増加傾向にあり、中高生は半数を超えています。1.0未満の小学生の割合は、調査を始めた1979年度は17.9%でしたが、その後は増え続け、12年度からは毎年30%を上回っています。
 幼い頃からスマホなどの画面を長時間近くで見ていることが原因です。家庭内でルールを作ったり、なるべく外で遊ばせたりすることが大切です。一方、虫歯のある子どもの割合は改善しています。学校での歯磨き指導や家庭での習慣づけが効果をあげています。やはり教育が大切です。

(2016年1月23日 日本経済新聞)
(吉村 やすのり)

カテゴリー: what's new   パーマリンク

コメントは受け付けていません。