混合治療の拡大

中央社会保険医療協議会で、混合診療拡大のための仕組みづくりが始まった。リスクが高い治療は、東大病院など15カ所の臨床研究中核病院に限るとしています。リスクが中等度であれば、国が指定する80カ所超の大学病院を主とした特定機能病院でも実施できるとしています。小規模な施設での混合病院については今後絞り込まれることになります。

 患者代表からは、病院の対象が狭すぎるとの声もありますが、混合診療の拡大には日本医師会をはじめとして、薬の安全性などの観点から慎重論を述べるものもある。国における審査を原則6週間と、現行より短い期間にするとされている。安全性の確保は当然であるが、審査の遅れは許されない。

(2014年10月23日 日本経済新聞)
(吉村 やすのり)

カテゴリー: what's new   パーマリンク

コメントは受け付けていません。