米大医学部の設置に向けて

神奈川県は米国の大学医学部を川崎市に誘致する案をまとめ、米国のジョンズホプキンス大学、ハーバード大学と医療分野で協力する覚書を締結した。安倍政権の成長戦略の柱である国家戦略特区で、医療分野を中心に具体化する予定である。日本では初めての試みであり、外国人教師が英語で講義し、米国の医師試験を受けるようにする計画である。

神奈川県は政府より国家戦略特区の指定を受けており、かつ県と企業でつくるライフイノベーション国際協力センターも川崎市にあることより、生命科学のメッカとなりつつあることもからも、米国の一流大学の分校がわが国に設置されることは素晴らしい試みとなるであろう。

(2014年5月8日 日本経済新聞)
(吉村 やすのり)

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