諸外国の家族関係政府支出(現物給付)と合計特殊出生率の関係

家族関係社会支出は現金給付と現物給付にわかれます。現金給付は、家族手当や出産・育児・休業給付などです。現物給付には保育や就学前教育にかかる費用の支援などです。わが国の家族関係社会支出は、現金給付が多くなっています。諸外国では現物給付の割合が高い国ほど合計特殊出生率が高くなっています。

現在給付されている家族手当に2兆円以上が使用されていますが、本当に子ども・子育てのために使用されているか疑問の余地が多いように思えます。使途がはっきりしている現金給付を増やすべきだと思います。

(吉村 やすのり)

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