性の教育について

 学校で教えられる性に関する教育について調査されています。これまでの中学校や高校で教えられる内容は、そのほとんどがエイズを始めとする性感染症と避妊の方法についてです。妊娠の仕組みについても良く指導されているが、精子と卵子の受精に始まり、着床し妊娠成立までの生物学的過程についての記述がのみが多いようです。女性や男性の生殖機能の特徴や差異についての教育は、ほとんどなされていません。マスタ-ベ-ションや射精さらには、セックスについても十分に教えられていないのが現状です。
 これまでの青少年に対する性教育は、妊娠しないための教育であり、いかにすれば妊娠できるかの教育はなされてきませんでした。残念ながら女性には生殖年齢の適齢期があることを若いカップルに教育しておくことが大切です。

(2015年8月1日 家族と健康)
(吉村 やすのり)

カテゴリー: what's new   パーマリンク

コメントは受け付けていません。