2013年の生殖補助医療成績―Ⅵ

多胎生産率の年次推移

 1996年、日本産科婦人科学会は移植胚数を3個までとする見解を出しました。それ以来3胚以上の多胎は減少しましたが、双胎の減少はみられませんでした。そのため、2008年に、移植する胚は原則として単一とするという、多胎妊娠防止に関する見解を出すに至っています。これにより、わが国の多胎率は著しく減少し、世界でも最も多胎の少ない国になっています。

(吉村 やすのり)

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