LGBTとは

 性的少数者の総称の一つとして使われています。Lはレズビアン(女性を好きになる女性)、Gはゲイ(男性を好きになる男性)Bはバイセクシャル(男性も女性も好きになる人)Tはトランスジェンダ-(性同一性障害など、体と心の性が一致しない人)です。この四つ以外にも、自分を男女どちらとも思わない「Xジェンダ-」や、同性も異性も好きにならない「アセクシャル」など多様な性があります。
 7.6%の人がLGBTなどの当事者だと答えており、実に13人に1人の割合です。差別や偏見が根強いから打ち明けられない人も多く、LGBTの人の7割がいじめを受けたことがあり、3割が自殺を考えたことがあるとされています。わが国でも、学校教育において性の多様性を認めるような配慮がなされるようになってきました。子どものことを考えると差別や偏見は避けるべきであり、社会的な意識改革が必要となります。

(2015年5月26日 朝日新聞)
(吉村 やすのり)

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