学習用AIの整備

 政府のデジタル社会の実現に向けた重点計画の案では、教育が主要テーマの一つとなっています。文部科学省は、学習用の生成AIを整備します。AIが学習指導要領などを参照し、質問者の学年の水準に合わせて教えます。安易に正答を示さず、思考を促す機能の搭載も目指しています。

 2027年度にも米オープンAIのGPTや米グーグルのGemini(ジェミニ)など、汎用的なAIが学習する基盤データベース(DB)を構築します。各学年で学ぶ内容を定めた指導要領やその解説文書、指導法に関する国の研究機関の資料などで作ります。民間企業にDBを提供し、学習用の生成AIアプリの開発に向けた実証試験を支援します。教科書の内容も出版社と連携して活用することを検討します。

(2026年7月1日 日本経済新聞)
(吉村 やすのり)

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