書店市場の縮小

 帝国データバンクの全国書店経営動向調査によれば、2025年度に赤字だった書店は38.7%でした。若年層の活字離れや電子書籍の普及などで、書店の市場規模が小さくなり、厳しい経営状況となっています。全国の書店数は2025年度末時点で9,993店で、1万店を割り込んでいます。

 書店の市場規模は1兆700億円程度で、2015年度の約1兆4000億円と比べ、2割近く減少しています。数年以内には1兆円を下回る可能性があるとしています。中小書店を中心に、高収益のホビー領域への参入など、非書籍ビジネスへの転換が進んでいます。地域の書店が存在し続けるためには、書店の枠を超えた店舗づくりが必要となります。

(2026年7月14日 日本経済新聞)
(吉村 やすのり)

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